バス便物件、つまり駅から距離がありバス利用を主としてアクセスできる物件についての記事です。
今回はバス便物件を売却予定の方向けの方に抑えておいてほしいポイントについて書いてみました。
1.バス便物件のメリット・デメリット
1-1.比較的安い・広い
物件価格はその利便性に依拠するとすれば、バス便物件は駅から徒歩圏の物件と比較した際、安めに取引される傾向にあります。
また、エリアにもよりますが車がなければ生活できないようなエリアもありますので基本的に車庫(カースペース)あり物件がほとんどです。時にはカースペース3台分のスペースが確保されているような物件もあります。逆にカースペースがないような物件については敬遠される傾向にありますし、物件紹介をする際にカースペースがないと敢えて紹介物件から外すなどという場面もあります。
1-2.バス利用で通勤する場合の不便さ
バスが時間通りに来ないという問題があります。通勤時間にはその遅れも入ってきますので電車に乗っている時間がたとえ30分であろうともバス待ちから駅までで20分程度取られる事などもザラです。
また、電車と比べ、最終運行がけっこう早い時間であるため、残業やら飲みやらで帰宅が遅くなれば徒歩もしくはタクシーとなりますのでその辺も考慮しなければなりません。
もしバスを利用しないとなれば自転車やバイク利用で駅まで行きます。
2.バス便物件 売却時の注意点
近隣に住んでいる人に対し積極的に物件をアピールした方がよい
物件を売りに出す際、不動産屋の視点から考えれば何通りかの方法があります。
・レインズ掲載
・ネット掲載
・紙媒体掲載
・オープンハウス
この中でなるべく 【紙媒体】【オープンハウス】などをしてくれる業者を選びましょう。
意外にも紙は反響がないので嫌いという業者さんもいますが、ちゃんとやれば反響があるのも紙チラシだったりしますのでレインズ掲載・ネット掲載以外にも力を入れている業者に依頼するようにしましょう。
理由としてはバス便物件は近隣からの問い合わせが結構多い為、ネット等普段チェックしていない世帯に物件をアピールしてみるとある程度の反響が見込めます。
ただし、価格が高かったり、そのエリアで流動性が低いタイプの物件だとあまり効果がないのでそのあたりは担当の営業と打ち合わせしてみてください。
しかしながら、注意点がひとつ。けっこう規模の大きい会社だとノルマが厳しかったりしますので無理やり契約に持ってかれる可能性があるのとそれだけの営業力がある傾向にあるのであまり想定していなかった金額で締め日に押し込まれる可能性もあります。
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