やっぱりやめた!不動産が売り止めになる理由

1.不動産の売り止めとはなにか?

不動産の売り止めとはなにか?

不動産を探している人はわかると思うのですが、検討していた物件が途中でポータルサイトからなくなる現象、

当然、不動産が売れると広告掲載を落とすのが通例ですが、それ以外にも情報が落ちる理由があります。

今日は、不動産の主に売り止めについて説明します。

1-1.売止め(うりどめ)

まず、よく混合されるのですが、不動産の売止め(うりどめ)と売り止め(うりやめ)は字面は似てますが、内容は違います。

売止め(うりどめ)とは、販売している物件に買付なり申し込みが入り具体性があるので販売を停止する事を指します。

購入候補者と売主間であるていど合意形成できそうであれば調査の上、不動産売買契約へと進むわけですが、

そのような状況において、他の購入候補者から問い合わせがあれば『契約予定です。』と回答する事になります。

 

いわゆる売止め(うりどめ)がこれです。

1-2.売り止め(うりやめ)

続いて売り止め(うりやめ)についてです。

こちらは物件を売り出している売主が販売を取りやめる事を指しています。つまり、当初販売する意思はあったものの、なんらかの理由で不動産売却を止める状態の事です。

 

ですので不動産広告をよくよく眺めているとある日、いいなと思っている物件が広告欄から姿を消したりします。

これは単純に売却先が決まっただけではなく売主の事情で販売そのものを止めている可能性があります。

2.なぜ売り止めになるのか

なぜ売り止めになるのか

不動産売却を止める理由は売る理由と同様、多様です。

これから、不動産購入を検討されている方も、不動産売却を検討されている方もどのような要因から売り止めになるのかチェックしてみましょう。

2-1.売る事情が解消された

そもそもなぜ、不動産を売却するのでしょうか?その理由は十人十色です。

例えば、住替えたいので売却する人もいれば、ローンの支払いが出来ずに売る人もいます。

 

不動産の売却理由は挙げればキリがないのですが、少なくともなぜ売り止めになるのかといえば、売る理由がなくなったからに他なりません。

もし現金が必要な人が不動産を売却して現金化しようとした場合、不動産を売却せずに資金調達ができれば売る必要がなくなります。

このように不動産を売却する理由が解消された場合に、売り止めになるのです。

2-2.不動産に思い入れがあるケース

まれにあるのですが、所有者がその不動産に思い入れがある為に売るのを止めるケースがあります。

上記とは違い、心理的な要因となります。

例えば、あなたがその不動産をどうしても取得したい場合、このような理由で売り止めになった物件を購入する事は出来るのでしょうか?

経験則で言いますと、大事に使用するとか、契約前に何度か売主・購入候補者間で話す機会を設ける事が出来れば売ってくれるケースもあります。

 

まとめ

もし、今現在 不動産を探している方がいらっしゃれば、単に販売が済んだだけではなく、実は売る事自体を止めている可能性も想定してみるといいでしょう。当然、不動産所有者の売りますという意思が一ミリもない場合は交渉が非常に困難ですが、もし仮にその不動産をどうしても取得したいと考えた場合、交渉してみるものいいと思います。

 

また、これから売却する方につきましても売却前に売却を回避できる方法があれば一度思料される事をおススメ致します。いざ、買手が付く段になり『やっぱりやめた』というシーンは不動産取引でよくあります。しかしながら事前にそのようにやっぱりやめたを防ぐ事も重要です。

ですので不動産取引をする前にこのような状況がある事を押さえておきましょう。

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