開けてびっくり玉手箱。
土地の埋設物トラブルに関するお話しです。
解体工事中に地中内埋設物が出てきちゃったという話はよく聞きます。
こればっかりはツイテないとしか言いようがないのですが、
埋設物の種類として
・ガラ(従前の建物の残骸)
・注射器
・岩石
・人骨
いままで見聞きしたのですとこんなモノが出てきます。
関係ないですが、埋設管の調査不足で 解体時に埋設管ぶっこわしてしまったなんてのを最近聞きました(ぜんぜん笑えない。。。)
埋設物トラブルは起きたら嫌なトラブルワースト5位以内には絶対に入ります。
財宝とかであればいいのですが・・・。(そんな夢のような話はなかなかない。)
前置きは以上ですが、
こんな埋設物は嫌だ
不発弾
の話題が。。。。
不発弾撤去「自腹」576万円 土地所有者が大阪市提訴 https://t.co/uA3FaFaK4u
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2016年5月25日
当然、私が担当した土地から不発弾が出てきたことなんてありません。実際に出てきたら『死んだな』と思う他ないでしょう。
大阪市では不発弾撤去費用は戦後、慣例で土地所有者の費用負担にて処分していたようです。地中内埋設物にも所有権が及ぶという民法の規定に従った考え方のようです。
年間約500件 程不発弾処理がある沖縄県では
費用負担は国及び自治体との事。
一応 沖縄県内の不発弾処理のニュースを張っておきます。
『沖縄タイムス +』 不発弾のカテゴリー一覧
http://www.okinawatimes.co.jp/category/?category=%E4%B8%8D%E7%99%BA%E5%BC%BE
とまぁ、普段なかなか出くわさない不発弾の地中内埋設。
私もこのニュースで初めて 不発弾処理の費用負担を誰が負ってきたのか知りました。土地掘ってて、いきなり不発弾が出てきたら国なり自治体が撤去してくれるだろうって頭なのは私も同じでした。
不動産に関わっていて、思わぬ費用負担が発生するという事はたまにあります。
当然、当事者間で解決できるに越したことはありませんが、話の決着に落としどころがない事案については第三者を挟み協議する事となるのですが、それに伴う費用・精神的負担はやはり避けたいところです。
優等生的な発言になりますが、
調べられる事は調べ尽くした方がいい。
のですが、調べても分からない事もありますので、そういった事も念頭に不動産購入をして頂きたいと思います。